錆びにくい金物

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木材を固定する部品

錆びにくい金物(デュラルコート)のきれいな写真

金物へのこだわり

 釘と金物へのこだわり

 材料は劣化する


 材料は劣化する


亜鉛メッキのクギが赤く錆びている写真

釘が錆びると

古い木造住宅を解体調査した結果、釘は赤く錆びてボロボロでした。もし、気が付かない間に錆びていたら、固定している金物が緩むことがあります。小さな釘ですが家の強度を落としてしまう可能性があるんです。

木材を固定する金物が錆びてボロボロになっている写真

金物が錆びると

こちらも解体調査をした結果、このように錆びていました。木材を固定している金物錆びてしまうと、万が一大きな地震がおきた場合にその効果は発揮されなくなります。

 家の強度が低下する


 家の強度が低下する


 木造住宅の骨組みが分かるイラスト

木材を固定する金物の重要性

アンカー、ホールダウン、筋交いなど、すべて金物で止まっているため、接合部である金物が錆びれば、完璧な設計をしていても住宅の強度は落ちてしまいます。地震が起きたときに力を発揮してくれる筋交いも木材に止めているビスが錆びてしまえば、ビスが聞かなくなって住宅強度に大きな影響を与えてしいます。

釘と金物が錆びてしまい、木材がしっかりと固定されなくなった事例写真

錆びると木材を固定できない

A:合板から釘がほとんど抜けています
B:木材がしっかり固定されていません
どんなに良い木材を使っても、どんなに良い工法を使っても、このように釘や金物が錆びてしまうと、家の強度は低下してしまいます。

 各素材の耐久性試験


 各素材の耐久性試験


床下空間の状況を作り出すCCT試験機と、試験している様子

金物の錆に対する耐久性試験

自動車の錆の試験などにも使われるCCT試験機を使って、一般的な金物とデュラルコートがどれだけ長持ちするかを試験しました。
(腐食促進試験:床下空間で約40年相当)

床下空間で約40年相当経った実験結果の写真(亜鉛メッキの釘と金物、デュラルコートの釘と金物)

試験結果

一般的な金物は20年を超えてきたあたりで赤錆がどんどん出てきてしまいますが、デュラルコートの場合は、50年相当まで試験にかけても赤錆びが出始める程度で、長期間強さを保ち続けています。

 デュラルコートを採用


 デュラルコートを採用


ハウスガードシステムで使用しているデュラルコートの釘の写真
ハウスガードシステムで使用しているデュラルコートの金物の写真

デュラルコートHG

この錆に強い釘と金物を開発した株式会社カナイと協力し、デュラルコートHGという商品名でハウスガードシステムの家に利用しています。
ハウスガードシステムの考えである「新築の状態を保ちつづける」には必要不可欠な材料です。

 釘や金物が錆びると家の強度が低下する。この問題を解決するために様々な試験を行いました。
 その結果、最も錆びに強かった素材(デュラルコート)で作る「釘と金物」を建築に使っています。