薬剤を開発

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木材を守る薬剤を開発

自社の研究室で木材保存薬剤を開発している様子

木材保存薬剤は、腐らない、シロアリに食べられない

研究・開発


木材保存薬剤の研究開発


コシイプレザービングの研究施設(研究室、シロアリ飼育室、ファンガスセラー試験室)

研究施設

株式会社コシイプレザービングは、1975年より木材の防腐・防蟻技術を高めるとともに様々な素材に着目してきました。さらに、木材やコンクリートの保護剤や洗浄剤、防カビ剤など、製品は多岐にわたります。
 製品の研究開発のために自社内に研究室を設けている他、屋外試験場、ファンガスセラー試験室、シロアリ飼育室など、科学的なデータ収集ができる施設も充実しています。

木材保存剤の研究の様子、室内試験での品質調査の様子

海外企業との技術提携

世界でも基準の厳しいヨーロッパやアメリカと技術交流を行い、より優れた製品をお客様にお届けするため、研究を続けています。
ドイツ/レンマー・ケミ社
(木質材料、コンクリート、石質などの保護/メンテナンス)
アメリカ/バイアンス社
(木材保存分野において世界トップの技術力と商圏をもつ企業です)

製造・販売


 木材保存剤の製造・販売


マイトレックACQの液体と2002年グリーンケミカルチャレンジ大統領表彰の様子

マイトレックACQ

規格化:JIS K 1570「木材保存剤」、AQ認証品、JAS製品
成分表示:塩化ベンザルコニウム、銅化合物、水不溶解分
薬剤効果:シロアリに食べられない、腐らない
JIS、JASに記載されるには、10年近くの厳密な効力データが必要とされ、その実績を検証してはじめて国の規格として扱われます。マイトレックACQはこの規格をクリアした薬剤です。日本の他、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパでも規格化され実用化されています。

マイトレックACQの成分(塩化ベンザルコニウム、銅化合物)使われている商品写真

薬剤の安全性について

塩化ベンザルコニウム(歯磨き粉、目薬など)
銅化合物(銅釜の炊飯ジャー、10円玉など)
主成分に関しては日常的に使っている物ばかりです。薬剤と聞くと危険なイメージを持たれるかもしれませんが、シックハウス症候群の原因となる物質は一切含んでおりません。この薬剤を使った木材は国の公共土木事業に使われていることで安全性の高さは証明されています。

マイトレックACQの液体と2002年グリーンケミカルチャレンジ大統領表彰の様子

マイトレックACQ

規格化:JIS K 1570「木材保存剤」
成分:塩化ベンザルコニウム、銅化合物
薬剤の効果:シロアリに食べられない、腐らない
JIS、JASに記載されるには、10年近くの厳密な効力データが必要とされ、その実績を検証してはじめて国の規格として扱われます。マイトレックACQはこの規格をクリアした薬剤です。日本の他、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパでも規格化され実用化されています。

マイトレックACQの成分(塩化ベンザルコニウム、銅化合物)使われている商品写真

薬剤の安全性について

塩化ベンザルコニウム(歯磨き粉)
銅化合物(銅釜、10円玉など)
主成分に関しては、日常的に使っている物ばかりです。薬剤と聞くと危険なイメージを持たれるかもしれませんが、シックハウス症候群の原因となる物質は一切含んでおりません。この薬剤を使った木材は国の公共土木事業に使われていることで安全性の高さは証明されています。

効果検証


 木材保存剤の効果検証


全国にある野外試験の写真

野外試験地

自社試験地:大阪、宮崎、種子島、屋久島、ハワイ
研究機関:北海道、茨城県、鹿児島、沖縄
同じ日本でも、温度,降水量や日照時間などが大きく異なり、腐朽菌やシロアリの種類や活性が違ってきます。ハウスガードシステムは、自社の暴露場5か所、研究機関の暴露場4か所、合計9か所で野外暴露試験を行い様々な性能を確認しています。

筑波森林総合研究所での試験地、1年経ってボロボロになっているヒノキ材、29年経ってもまったく変化のない緑の柱の写真

29年経っても木材に変化なし!

試験地:筑波森林総合研究所
試験材:ヒノキ材、緑の柱
 1988年から筑波にある森林総合研究所で試験を続けています。強いと言われているヒノキ材は一年ぐらいで腐ってしまいますが、緑の柱は29年経ってもシロアリに食べられず、腐らず、設置した時の状態を保ち続けています。

全国にある野外試験の写真

野外試験地

自社試験地:大阪、宮崎、種子島など
研究機関:北海道、茨城、鹿児島など
同じ日本でも、温度,降水量や日照時間などが大きく異なり、腐朽菌やシロアリの種類や活性が違ってきます。ハウスガードシステムは、自社の暴露場5か所、研究機関の暴露場4か所、合計9か所で野外暴露試験を行い様々な性能を確認しています。

筑波森林総合研究所での試験地、1年経ってボロボロになっているヒノキ材、29年経ってもまったく変化のない緑の柱の写真

29年経っても木材に変化なし!

試験地:筑波森林総合研究所
試験材:ヒノキ材、緑の柱
 1988年から筑波にある森林総合研究所で試験を続けています。強いと言われているヒノキ材は一年ぐらいで腐ってしまいますが、緑の柱は29年経ってもシロアリに食べられず、腐らず、設置した時の状態を保ち続けています。

 木材保存剤の活用事例


 木材保存剤の活用


公共土木事業の事例(木製ダム工、護岸工)木製コースターの写真

野外の大型構造物

高い耐久性や安全性が求められる国の公共土木事業に約3,000件採用されています。また、大分県の城島高原パークで日本初の木製コースターとしても採用されています。

木造住宅、外構商品の事例写真

住宅とお庭づくり

木材保存剤を入れた「緑の柱」が住宅の重要な構造材に使われています。建築材料が劣化しなければ、ずっと新築の状態を維持できる。という考えを実現したお家が全国で累計15,000棟以上建てられています。

 木材保存剤の「耐久性と安全性」が認められ、様々な用途で利用されています。
木材保存剤の耐久性と安全性が認められ、様々な用途で利用されています