使用する薬剤について
マイトレックACQ
販売しておりません。処理に関しても、注入専用の装置が必要ですので、どこでも処理できるものではありません。
緑の柱に使われているマイトレックACQは、日本木材保存協会の認定を取っていますし、JIS A 1570にも明記されています。処理された木材はJASの品質にも対応可能です。
薬剤の主成分
もちろん有効成分以外にもありますが、住宅で使われる状態になってからは木に残っているのは有効成分だけです。
マイトレックACQの成分の1つである銅により緑色になりますので、申し訳ありませんが元の木の色のままにはできないのが現状です。
薬剤の成分が違い、また効果の効き目も違います。塗布する薬剤は5~10年で効果が減少します。加圧注入材は条件にもよりますが、半永久的に効果が持続します。
薬剤の効果
残念ながら、マイトレックACQという薬剤は加圧注入用の薬剤です。やはり加圧注入を行う事で効果が発揮できますので、塗布しても効果は期待できません。
ACQはシロアリが触っても死にません。かじって始めておなかのなかの原生動物を殺す効果があります。
加圧注入処理と塗布処理の違いは、保存剤の浸潤量(約12倍の差)と浸潤長(表面から約1センチ)です。
森林総合研究所において、直接雨風に触れる過酷な環境で29年(現在も試験中)問題なしという公的機関のデータや同様に各地の試験地での試験結果からの理論値です。
加圧注入処理は木材の全体に注入されます。よって切断された面からも薬剤は浸透します。ただし表面から1cm程度であり、全面に浸透はしません。
薬剤の安全性
マイトレックACQに環境ホルモン発がん性はありません。
薬剤に含まれる銅の影響で緑色になっていますが、木材中の銅は木材に定着し水に溶けません。手で触れても銅が付く事は有りませんし、例え、口の中に入っても中毒を起こすことは有りません。
ハウスガードシステムで使用している薬剤は、シックハウスを発生させるホルムアルデヒドは含んでおりません。
ハウスガードシステムで使用している薬剤は、有害なVOCを発生させる薬剤は含んでおりません。実際にハウスガードシステムで建築した住宅においても有害なVOCの発生は認められませんでした。
ほとんど抜け出ません。公共土木工事でも使用されており、河川でも使用されている実績があります。
加圧注入処理木材からは有害な物質は発生しません。ご安心下さい。